「もうブログ書きたくないなぁ」
「いつも書いている記事、外注できたらもっと楽なのになぁ」
と思っていることでしょう。
もし、勝手に記事ができあがって、GoogleAnalyticsでアクセス数を見るだけ。
しかもどんどんアクセス数が上がっていく
こんな感じになればなお良いことでしょう。
今の私はこのような状態を作れていますが、完全外注化した場合にどれくらいの費用がかかるのかはとても気になるところです。
私が今まで外注に失敗してきて、ようやくうまく外注するコツも分かってきたので、ブログ外注のコツも含めて、必要な費用をお伝えしていきます。
目次
ブログ外注にかかる費用はいくら?
そもそも、ブログ外注の費用はいくらかかるのかということからお伝えしていきます。
正直なところ、ピンキリだと思っています。
一般的なブログ外注費用と、私のようにほぼ自動化してブログ運用する場合に分けてお伝えしていきます。
求める質によって値段はさまざま
ライター業界を知っている私から言わせれば、副業程度のお小遣い稼ぎだと思ってライターをしている人もいれば、私のように本気でクライアントの売上を上げるライターもいます。
とりあえず記事数がほしいだけであれば、文字単価1円の安いライターに頼めば良いでしょう。
一方で、本気でブログ集客したい、あなたが書く記事と同じレベルのものがほしいというのであれば、私のような結果を出せるライターに依頼するべきでしょう。
ちなみに私の場合は記事を書けば8割は検索1ページ目、5割は上位3位以内に出せますが、このようなライターは一握りです。
安ければ文字単価1円(記事単価5,000円)
先ほど、ブログ外注で求める記事のレベルによって費用はさまざまという話をしました。
ココナラやランサーズなどのクラウドワークスであれば、文字単価1円ライターがたくさんいます。
文字単価なので、一般的に検索上位を取るために必要な文字数を5,000文字とすると、1記事あたり5,000円で書いてくれるということになります。
質を求めるなら1記事3万円は必要
一方で、質が高い記事がほしい、しっかりと検索上位に表示させて売上を上げていきたいという場合は1記事3万円は必要です。
私の場合も、「この記事なら公開しても良いかな」と思える最低レベルを満たしてくれるライターは文字単価4円の人です。
逆に言えば、文字単価4円払ってやっと私が考える必要基準に達するので、単価の低いライターがいかにスキルがないかよくわかると思います。
ブログ外注費用は文字単価と記事単価、どっちが良い?
先ほど、文字単価と記事単価、それぞれの表記でお伝えしました。
あなたがお金を払うときに、文字単価と記事単価、どちらで考えるべきかよくわからないでしょう。
どちらで払っても同じレベルなら問題ないですが、もしレベルに差があるなら考えものです。
できれば記事単価で計算した方が良い
これは人によって考え方は違いますが、私の場合は絶対に「記事単価」で計算した方が良いと思っています。
特に、文字単価が安い1円ライターに依頼する場合は記事単価計算の方が質が高くなります。
ライターの立場からすればわかると思いますが、文字を書けば書くだけお金をもらえるということは、無駄に文章を長くするはずです。
私が今までに文字単価計算をして失敗したのはこんな感じです。
- 冗長表現が増える
- 同じ内容なのに、見出しを複数作る
- 意味のない文章を入れる
- 他の記事からコピペしてくる
私からすれば、コピペで記事を作ってくるなんて考えられませんが、そういう人もいるのが事実です。
一方で、記事単価計算にすると、どれだけ長い文章を書いても単価は同じなので、大切なことをシンプルに伝えてくれることが多いです。
もちろん必要なことは書いていますが、私の経験上、質が高いなと感じることが多いです。
ただし、文字数は5,000字計算で最低でも記事単価5,000円は担保してあげることがコツです。
高単価の場合はどちらでも良い
一方で、質の高い記事を書いてほしいという考えから、ブログ外注費用が多少高くても良いと考える場合もあるでしょう。
このような場合は、必然的に単価の高いライターに依頼するはずです。
単価の高いライターはお金に困っていません。
質の高い記事を書いて、どれだけ売上が上がるかを第一優先に考えるので、文字単価計算であっても無駄に長い文章で文字稼ぎをしません。
むしろ、シンプルにして、できるだけクライアントの負担を減らそうとしてくれることの方が多いです。
ですから、高単価のレベルの高いライターに依頼する場合は記事単価でも文字単価でもどちらでも問題ありません。
ブログ外注費用は発注先ごとに単価も質も変わる
本記事では何度も、ライターはピンキリであるとお伝えしています。
ブログ外注を依頼するライターを探すときに、どこでライターを探すかでも単価と質の両方が変わってきます。
代表的な3つの方法と誰も教えてくれないけど、実は最も効率の良い探し方を1つお伝えします。
- クラウドソーシング
- 記事制作代行会社
- ブログ
クラウドソーシングサイトは安くて質も低い
ブログの記事を外注するとなった際に一番最初に思いつくものでしょう。
ココナラやクラウドワークスなどのクラウドソーシングには何千人ものライターがひしめき合っています。

引用:ココナラ
試しにココナラで検索してみると4,000人もヒットしました。
この中から文字単価とプロフィールの内容、そして過去の実績を見て良さそうな人を探していくことになります。
ただし、文字単価は安く依頼できますが、質も値段相応であることを覚えておいてください。
私もココナラで発注していたことがありますが、どれだけライターを厳選しても基本的には低クオリティの記事なので、納品後に自分で書き直してようやくブログに公開できるレベルでした。
もうクラウドソーシングなんか使い物にならないと思っていますが、安く記事を外注したい場合には一度試してみると良いでしょう。
Twitterは人を選べばそこそこ良い品質
一般的にはクラウドソーシングで探して終わりになることが多いですが、Twitterにも意外とライターがたくさんいます。

このような形で、「SEOライター」や「Webライター」と検索してみると、かなりのアカウントが出てきます。
この中から日頃のツイート内容や実績を見て、良さそうな人にDMをするのが一番です。
ただし、クラウドソーシングと比べて文字単価は2円からが一般的なので、若干費用は高くなってしまいます。
その分、記事の質が高くなることは言うまでもありません。
ライターさんを選べば「まぁ良いかな」と思えるレベルの記事を納品してくれます。
修正依頼をせずに納得して公開できるレベルの記事は書いてくれないので、クラウドソーシングよりかはまともな記事を仕上げてくれるくらいに思っておきましょう。
(単純に、私が求める記事のレベルが高すぎる問題もあると思いますが…)
記事制作代行会社は実績を見て判断
ここまでは個人ライターに依頼する方法でしたが、記事制作代行会社に依頼するのも一つの手です。
この場合は単価は確実に上がります。
一般的には文字単価4円以上が相場です。
中にはShinobiライティングのような文字単価1円のサービスもあります。

私のクライアントで使ったことがある方がいましたが、本当にコピペした記事で、まともな日本語さえ使えない低クオリティーな記事だと言っていました。
ですから、どのレベルの記事を書いてくれるのか、実績をしっかり見極めた上で活用するかどうかを判断しましょう。
ブログで記事制作代行を請け負っている人が一番信頼できる
最後に、一般的には言われない一番おすすめなブログ外注方法として、ブログ集客をしている記事制作代行者があります。
例えば、当ブログは本記事のような記事を書いて、「もし良ければ私に依頼してね」という形でブログやオウンドメディア運用代行を行っています。
ブログ記事を自分で書いて、検索上位に表示させ、アクセスを稼いでいるという事は、あなたが依頼する記事もしっかりと上位表示させてくれることがほとんどです。
オウンドメディア運用者やブロガー界隈でも、「記事を外注するなら個人ブログでしっかり上位表示を獲得できる人に頼むのが一番」と誰に聞いても言われるほどです。
それほど、質が高くしっかり集客できる記事を書いてくれるのが、個人で集客しているライターだということですね。
ブログ外注費用を安く抑える場合のコツ
ブログ外注費用を安く抑えたい場合、クラウドソーシングを使うかTwitterでライターを探すかのどちらかでしょう。
この場合、低クオリティーな記事になることを前提に考える必要があります。
その上で、しっかり集客できる記事にするにはどうするべきかをお伝えしていきます。
修正や添削を死ぬ気で行う
そもそも低単価で請け負うライターはスキルがないと考えておきましょう。
ということは、あなたがライターを教育して質の高い記事を書いてくれるようにする必要があります。
ですから、記事を納品されたらすぐにOKするのではなく、
「この表現を変えてください」
「〇〇と△△の順番を入れ替えてください」
「読者視点の文章に変えてください」
などとしっかりフィードバックをしてライターと一緒に理想の記事に仕上げていきましょう。
これにより、ライターが書く記事のクオリティーも上がっていきます。
ライターをしっかり褒めて飛ばれないようにする
先ほど、フィードバックをしてライターを教育すると伝えましたが、やりすぎると音信不通になります。
ビジネスをしていて、飛ばれるってそんな事はないだろうと思いますが、私も今まで3回ほど飛ばれた経験があります。
誰だってフィードバックは受けたくありません。
厳しい指摘ばかりでは単価が見合わないと思われることもあるので、
「この部分は良いですね」
「前回のフィードバックがここに生きていて嬉しいです」
などと褒めてあげましょう。
ライターを褒める人がなかなかいないからこそ、褒めてくれるクライアントには力を入れて記事を書いてくれます。
フィードバックと承認欲求を満たしてあげることが記事の質を上げる上で大切です。
外注費用をケチって痛い思いをした話
ここまで安くライターを雇う場合のコツをお伝えしてきました。
私もブログ集客当初は必死にココナラで安いライターを探して教育していました。
しかし、もう限界です…
- 何度も同じことを修正させられ、記事のクオリティーがなかなか上がらない
- ライターから一方的に契約を突然切られる
- フィードバックのために1記事5時間もかかる
こんなことが普通にあるのです。
1記事の修正に5時間もかけるなら、自分で記事を書いた方が早いですし、楽です。
この記事も5時間くらいで書き上げています。
そんなことから、低単価ライターと仕事をしても良い記事は作れないし、時間はかかるしで意味がないと判断したのです。
そこからは、単価が高くても修正いらずで勝手にアクセスも売上も伸ばしてくれるライターに依頼するようになったのです。
(今は他の方のブログ運用を優秀なライターたちと一緒に行っています)
楽にブログ外注してしっかり売上を立てたい場合のコツ
低単価ライターのように、修正依頼も添削もせずに勝手にアクセスが上がる記事を書いてくれて、それを見守るだけ
かなり理想的なブログ外注でしょう。
これを実現するには、ライター選びが非常に重要です。
良いライター選びの観点をお伝えしていきます。
外注費用を絶対にケチらない
まず大前提として、ブログ外注費用を絶対にケチらないでください。
そもそもの単価が高いので、妥協は許されません。
仮に文字単価3円のAさんと文字単価5円のBさんがいたとしましょう。
Aさん(文字単価3円) |
少し自分の理想と違っているので、修正が必要。 |
---|---|
Bさん(文字単価5円) |
修正が不要で、そのままブログで記事公開できるレベル。 |
この2人を選ぶとなった時に、価格だけを見れば文字単価3円のAさんでしょう。
しかし、Aさんを選ぶと低単価ライターの時と同じように何度も修正依頼をしてあなたの時間がどんどん減ってしまいます。
時間を使わずにブログ集客したいのに、修正に時間をかけていていは本末転倒です。
単価が高いことに変わりはないので、この場合は文字単価5円のBさんを選んで、完全放置でどんどんアクセスの集まる記事を書いてもらう方が効率的です。
ですから、単価が高い事は仕方ないと割り切って、一番良い人を選ぶのが大切です。
ブログ経験者を必ず選ぶ
また、これは少し前にもお伝えしましたが、個人ブログで集客できている人を選ぶのは鉄則です。
クラウドソーシングやTwitterを見ていると、
- 法人メディアと取引あり
- 検索上位獲得多数
とありますが、法人メディアはメディアのパワーが強く、どんな記事を書いても基本的には上位表示されます。
さらに、メディアのディレクターがかなり編集をしているので、ライター一人の力で上位表示を獲得しているわけではないのですね。
このような背景から、「個人ブログでしっかりと上位表示できている人=実力がある」と判断できるわけです。
修正依頼を出した後の記事の変化具合を見る
これは高単価ライターに限る話ではありませんが、継続依頼をする前に、テストライティングとして2〜3記事書いてもらうようにしてください。
その際に、1記事目で修正を出した箇所を2記事目以降で改善されているかを確認しておきましょう。
一度出された修正を二度と出されないようにするライターの場合、4記事目以降あたりから修正を出す場所がないくらい完璧な記事を仕上げてくれます。
私の場合、3記事目まではクライアントから修正をいただくことが多いですが、それ以降はほぼ修正なしの理想の記事になることが多いです。
提案をしてくれるかどうか
ブログを外注するということはできるだけ手間を省いてブログ集客したいということでしょう。
かつ売上も上げたいのが本音なはずです。
私自身とてもよく思いますが、売上を上げるためにライターができる事は限られています。
ですから、ライターという立場を超えて、メディア運営者として色々な提案をしています。
例えば
- こんなターゲットを集客すると売上に繋がります。
- メディアの導線を〇〇に変えてみませんか?
- LPに誘導するためのボタンを設置してください
などとどんどん提案しています。
ここまでやってくれるライターは記事単体で稼ぐというよりかは、メディアと一緒になって売上を上げたいという意識があるため、必然的に完全放置でもブログからどんどん売上が上がるようになります。
私の場合は、クライアントに提案すると、「面倒だからその施策を全部やってよ」と全て任されることもあるので、ライターと言えるかどうか定かではない部分ではあります。
一番おすすめな外注先はブログで記事制作を請け負っている人!
ここまで、ブログ外注の一般的な相場と、それぞれの単価に応じたクオリティーや気をつけるべき点をお伝えしてきました。
もし予算がある、もしくは今後大きな売上が立つことが見えているのであれば、個人でブログを運営していて、記事制作代行やブログ代行を請け負ってくれる人に任せるのが一番安心です。
自分でブログを運営して売上を立てているということは、あなたのブログも同様に集客できるものに仕上げてくれます。